マンガは『推しの子』を読むか迷ってる人へ

1、復讐劇
2、知ってるつもりの芸能界とのギャップ
3、かわいい

この3つのどれかに興味を持てれば、『あなた』と『推しの子』との相性は良いです。早速、この3つについてお話しますね。

1、復讐劇
「母を殺した犯人を見つける漫画」
この漫画を一言で説明すると↑になります。

いやいや、タイトルは『推しの子』だよ?タイトルとのギャップがありすぎでしょ…と感じる人もいるでしょうが事実です。
もう少しいうと、このマンガは「アイドルの子供が母を殺した真犯人を見つけるため芸能界に入り、真相に近づいていく」という話が大筋です。

このことを踏まえて、『推しの子』の表紙を見てください。
色鮮やかで、可愛い女の子が書いてあるのに
「なんとなく不気味な絵だな…」と。そう思えればアナタと『推しの子』の相性は良いです。
それでも、まだ、読むか悩む人は続きをご覧下さい。

2、知ってるつもりの芸能界とのギャップ
「恋愛リアリティショー番組の自殺者は50人を超える」
このことを聞いて、「自殺者の人数は知らないけど、メンタルは病みそう」と感じる人は多いでしょう。それくらいの知識であればこのマンガは刺さります。
このマンガの3巻では10代の子供が世間に晒され、叩かれる材料を与えてしまったとき、ネットで叩かれた人がどれくらい病むのかが学べます。

ここまで、聞いて「いやいや、このマンガは暗すぎるやろ、こっちが病んでしまうわ」と、思った方。大丈夫です。この次でそれを解消します。

3、かわいい
「タイトル通り、推しの子は推しを目指す」
実を言うと1の「復讐劇」や2の「芸能界のギャップ」はキャッチーなワードでしかありません。いわゆる、私のようなベルセルククレイモアが好きな人を呼ぶためのフックというやつです。※フック:あなたと〇〇を関連付けるためのワードのこと。
実は推しの子は2人います。1人が復讐を誓い。もう1人はアイドルを目指す。なんとも歪な二人です。そしてなんといってもアイドルを目指す人がかわいいのです。

かわいいは正義です。

正直に言うと…復讐劇?そんなもん他の漫画でええねん。暗すぎるわ。と思います。
でも、復讐劇があるからアイドルを目指す子が輝いて見える。

アイドル?そんなんええから早く真犯人みつけろや!とも、思います。
でも、明るい場面があるから暗い場面が引き立つのです。

アイドルという光の部分、復讐という闇の部分。それぞれが混ざったなんとも不気味な表紙をしている、『推しの子』を読んでもらえると嬉しいです。

下記のAmazon Kindleで、試し読みできますので良ければどうぞ
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