ミステリと言う勿れをおもしろいと思った罠

①「ミステリと言う勿れ」

鳥の巣のような天然パーマ大学生が次々に事件に巻き込まれては、

別の視点から物語を導くマンガ。似てるのは、毛利小五郎とコナン君のような関係。

不思議と名探偵コナンに似ていると思ったのだけど、これを言うと読む人が減りそう。

なんでか説明できないのがもどかしい。

 

面白いところ。危険とわかってかわからずか、悟った考えを話す。

主人公は色々話す。生きていて、気づきそうにないことを。

それを僕は雑学と呼ぶ。

 

でも、雑学に疑問を持ち、なぜそうなるかを考えると、途端に使える知識となる。

ロッコ問題があった。

 

1人が死ぬか、5人が死ぬか。

 

あなたが選べるならどちらを選ぶか。

 

主人公は自分の知り合いがいない方を選ぶ。

 

・・・確かに。その言葉で視野が少し広がったように感じる。

 

視野が広がった気になったので僕も考えてみた。

そうしたら、「何もしない」ことを選ぶと思う。

 

例えば、トロッコが走行していて何もしなければ1人死ぬとしよう。

僕の選択は「なにもしない」なので、結果として1人が死にます。

もちろん、トロッコが走行していて何もしなければ5人死ぬとしたら、

僕の選択は「何もしない」なので、結果として5人が死にます。

 

どうすれば、「僕のせい」にならないかを考えるかも。

 

人の生き死にを決めるなんておこがましい。

 

 

意味を見つけ、特に、

心当たりのある人には説教のように、攻められる気持ちになる。

ような口調で話す。 独り言のように。

 

例えば海外の野球選手は子供のために授業参観に行く。

しかし、日本のメディアは「妻が怖いのですかねぇ」と話す。

「本人が行きたいから行った」と思えないという認識の違い。

 

そういう雑学を考え方に昇華した主人公に惹かれる。

 

ロッコ問題の1人死ぬか、5人死ぬかについて。

僕は雑学が嫌いではないが好きと言うほどではない。

ただ、知的に聞こえる話は好き。

それは自分を知的に見せたいからなんだろう。

同じ理由で岡田斗司夫が好き。

 

TVをダラダラみていると損した気になる。

不思議だ。

マンガは『推しの子』を読むか迷ってる人へ

1、復讐劇
2、知ってるつもりの芸能界とのギャップ
3、かわいい

この3つのどれかに興味を持てれば、『あなた』と『推しの子』との相性は良いです。早速、この3つについてお話しますね。

1、復讐劇
「母を殺した犯人を見つける漫画」
この漫画を一言で説明すると↑になります。

いやいや、タイトルは『推しの子』だよ?タイトルとのギャップがありすぎでしょ…と感じる人もいるでしょうが事実です。
もう少しいうと、このマンガは「アイドルの子供が母を殺した真犯人を見つけるため芸能界に入り、真相に近づいていく」という話が大筋です。

このことを踏まえて、『推しの子』の表紙を見てください。
色鮮やかで、可愛い女の子が書いてあるのに
「なんとなく不気味な絵だな…」と。そう思えればアナタと『推しの子』の相性は良いです。
それでも、まだ、読むか悩む人は続きをご覧下さい。

2、知ってるつもりの芸能界とのギャップ
「恋愛リアリティショー番組の自殺者は50人を超える」
このことを聞いて、「自殺者の人数は知らないけど、メンタルは病みそう」と感じる人は多いでしょう。それくらいの知識であればこのマンガは刺さります。
このマンガの3巻では10代の子供が世間に晒され、叩かれる材料を与えてしまったとき、ネットで叩かれた人がどれくらい病むのかが学べます。

ここまで、聞いて「いやいや、このマンガは暗すぎるやろ、こっちが病んでしまうわ」と、思った方。大丈夫です。この次でそれを解消します。

3、かわいい
「タイトル通り、推しの子は推しを目指す」
実を言うと1の「復讐劇」や2の「芸能界のギャップ」はキャッチーなワードでしかありません。いわゆる、私のようなベルセルククレイモアが好きな人を呼ぶためのフックというやつです。※フック:あなたと〇〇を関連付けるためのワードのこと。
実は推しの子は2人います。1人が復讐を誓い。もう1人はアイドルを目指す。なんとも歪な二人です。そしてなんといってもアイドルを目指す人がかわいいのです。

かわいいは正義です。

正直に言うと…復讐劇?そんなもん他の漫画でええねん。暗すぎるわ。と思います。
でも、復讐劇があるからアイドルを目指す子が輝いて見える。

アイドル?そんなんええから早く真犯人みつけろや!とも、思います。
でも、明るい場面があるから暗い場面が引き立つのです。

アイドルという光の部分、復讐という闇の部分。それぞれが混ざったなんとも不気味な表紙をしている、『推しの子』を読んでもらえると嬉しいです。

下記のAmazon Kindleで、試し読みできますので良ければどうぞ
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E6%8E%A8%E3%81%97%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%80%91-1-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9DIGITAL-%E8%B5%A4%E5%9D%82%E3%82%A2%E3%82%AB-ebook/dp/B08BFW6GSV?ref_=d6k_applink_bb_dls&dplnkId=7961bc16-d928-4af3-b72d-6f86034d6fde